知恵ふくろうのブログ

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優れた良い管理職(者)・リーダーがZ世代の部下・メンバーの育て方・接し方に取り入れている方法!

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今回は、優れた良い管理職(者)が既に学んでいるZ世代の部下(メンバー)の育て方・接し方が分かる方法を、ご紹介させていただきます。

★今回は、下記の事柄に一つでも当てはまる方には、是非、お読みいただきたいと思います。

・業績もメンバーの定着率も高い良いチームが作れる管理職・リーダーになりたい。

・上司やメンバーに、少しイライラする事がある。

・会社に溶け込んでくれない同じ方向に進んでくれないメンバーいる。

・メンバーの離職率が高い。

・やる気のないと感じるメンバーがいる。

・成長してくれないと感じるメンバーがいる。

上記の項目を、ご覧いただきまして、全ての項目に共通している事柄があるのですが、何が全てに共通しているか?

お気づきいただけましたでしょうか!

そうなんです。

全ては、上司やメンバーなど他の人との人間関係がベースになっている事柄なのです。

有名な心理学者でもあるアドラーは、こう説いています。。。

【人間の悩みは全て対人関係である!】
それでは、そのアドラーが説いた[アドラー心理学] とは、どういった物なんでしょうか?

目次

1:アドラー心理学とは

2:アドラー心理学の6つの特徴

 2-1:【目的論】人間の行動には目的が存在する。

 2-2:【ライフ・スタイル】人間の生き方には、人それぞれの特有のスタイルがある。

 2-3:【ライフタスク】「仕事」「交友」「愛」という3つの人生の課題

 2-4:【課題の分離】人間関係を円滑にする方法

 2-5: 【承認欲求の否定】誰かの期待を満たす為に生きてはいけない。

 2-6:【全体論】他の人も仲間とみなした共同体として捉えなければならない。

3:アドラー心理学を学ぶ事で得られるメリット

  3-1:上司や部下(メンバー)などにイライラする事がなくなります。

  3-2:部下(メンバー)と良好な人間関係を構築し、部下(メンバー)が協力的に!

  3-3:メンバーの離職率が下がります。

  3-4:やる気を感じない・成長を感じないという部下(メンバー)にやる気を出させて、成長させる事もできます。

  3-5:業績も部下(メンバー)の定着率も優れたチームを作れる管理職(リーダー)になれます。

1:アドラー心理学とは

オーストラリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーが提唱した心理学で、アルフレッド・アドラーが提唱したテーマ、「人は目的のもとに生きている。幸せになるには勇気を持つ」という思考から成り立っています。

2:アドラー心理学の6つの特徴

2-1:【目的論】人間の行動には目的が存在する。

目的論は、「人は自分自身が設定した目的に向かって行動していく。」という考え方を前提とした考え方です。

過去の経験が現在を生み出しているのではなく、自分自身が設定した目的を達成する為に、今の状況を生み出しているという考え方が、目的論の考え方になります。

2-2:【ライフ・スタイル】人間の生き方には、人それぞれの特有のスタイルがある。

「ライフ・スタイル」という言葉は、アドラー心理学で用いられる言葉で、性格や性質に近い意味で使用されます。

アドラー心理学では、人は幼少期にライフ・スタイルの原型を身に付けて、大人なるにしたがってライフ・スタイルを成熟させていくと考えられています。

2-3:【ライフタスク】「仕事」「交友」「愛」という3つの人生の課題

アドラー心理学では、人生の課題は3つの課題「仕事の課題」「交友の課題」「愛の課題」に分類されると考えられています。

そして、アドラーは、これら3つの課題、全てが対人関係の課題であると考えていました。

2-4:【課題の分離】人間関係を円滑にする方法

アドラー心理学では、「他の人の課題」と「自分の課題」を分離する事の必要性を説いています。

例えば。。。

・子供が勉強しないという課題は「子供」の課題であり、「親」の課題ではありません。アドラー心理学では、親子の信頼関係が構築されている場合は、親は、「必要な時は、いつでも協力する」という意志を伝えた上で、見守る事が重要であると考えられています。

2-5:【承認欲求の否定】誰かの期待を満たす為に生きてはいけない。

人間は他の人から必要とされている時、「自分には価値がある」と感じますが、アドラー心理学では、こういった承認欲求を否定し、人は誰かの期待を満たす為に生きてはいけないと考えます。

この承認欲求の否定は、「褒めない。叱らない。」という教育・指導方法であり、家庭や職場で誰かが何かをした時も、褒めることによる操作を行うのではなく、「ありがとう」「助かったよ。」という表現で、承認欲求ではなく、家族や会社といった共同体への貢献を実感して、満たされます。

2-6:【全体論】他の人も仲間とみなした共同体として捉えなければならない。

アドラー心理学では、他の人も仲間とみなす共同体感覚の不足により、社会における問題行動や犯罪行為が増加すると考えられています。

3:アドラー心理学を学ぶ事で得られるメリット

3-1:上司や部下(メンバー)などにイライラする事がなくなります。

 【課題の分離】を学ぶ事により、他の人にイライラする事や余計な心配をしてしまう気苦労が減少します。

3-2:部下(メンバー)と良好な人間関係を構築し、部下(メンバー)が協力的に!

 【ライフ・スタイル】や【全体論】を学ぶ事により、人間関係が円滑になり、部下(メンバー)もチームに協力する事に喜びを感じてくれるようになります。

3-3:メンバーの離職率が下がります。

 【ライフ・スタイル】【ライフタスク】【全体論】を学ぶ事により、自分だけではなく部下(メンバー)も成長させる事ができ、自分の存在価値を職場に見出す事ができるようになりますので、離職率も下げる事が可能です。

3-4:やる気を感じない・成長を感じないという部下(メンバー)にやる気を出させて、成長させる事もできます。

 特に【ライフ・スタイル】を学び、部下(メンバー)との接し方を変え、【全体論】を学び、共同体(チーム)への貢献に喜びを感じて貰えるように導けば、部下(メンバー)のやる気を引き出し、成長を感じる事が可能です。

3-5:業績も部下(メンバー)の定着率も優れたチームを作れる管理職(リーダー)になれます。

 ミニマムで表現すると、業績(成果)=スキル ×   モチベーション ×    人数 に、なりますので、3-1〜3-4ができる「あなた」は、定着率が高い上司(リーダー)ですので、『人数』は問題ないと思います。

 『モチベーション』も、【課題の分離】【ライフ・スタイル】【全体論】を、学んだ「あなた」で、あれば、どんなチームよりも高いモチベーションを持ったチームにするマネジメントができるはずです。

 『スキル』面では、例え、あなたがプレーヤーとしての能力が低かったとしても、【ライフ・スタイル】を学んだ「あなた」は、教え方・伝え方が上手い上司(リーダー)ですので、問題ないと思います。

 つまり、アドラー心理学を学び、実践した「あなた」は、業績(成果)も上げられる優秀な上司(リーダー)に、なっているのです。

アドラー心理学検定1級講座 公式サイト